
さて、昨年のコロナショックからの回復局面が続いていますが、久しぶりに株価暴落の凶兆である「ヒンデンブルグ・オーメン」が先週から点灯しています!
前回点灯したのは昨年1月末でして、非常に景気の良い局面でこんな時に下がる要素なんてないよなぁと思いながら(弱気投資をしつつ)、1カ月くらいは高値圏をうろうろしていましたが、その後のコロナショックで一気に大暴落しましたからね。
ヒンデンブルグオーメンが点灯した時はとてもファンダメンタルズも良い感じ、今ならワクチン接種が進んでこれから希望が見える局面のはずで、下がるはずがないのですが、なぜかタイムラグを伴ってガクッと暴落することが多いんですよね。
これからの時期だと、FRB金融政策の関係か、それとも実体の伴わない期待で上がり過ぎた株価に対する修正といった感じでしょうか?
それでは、S&P500指数の日足チャートを見ておきましょう。
VIXの原資産であるS&P500は、3841ポイントと過去最高値の3900台から少し戻しています。
素直に考えれば、上昇トレンド中の押し目や根固めをしているだけのように見えますが、ヒンデンブルグ・オーメンが点灯しているのできっと何かあるのかもしれません。
グラフの左端あたりが、前回ヒンデンブルグ・オーメンが点灯したタイミングです。その後の下げは狂ったような値幅でしたね。
昨年は3月の先物SQが重なるトリプルウィッチングで下げ止まり、そこから急速回復してますので、仕掛けるとしても長期的な下げを見据えたものではなく、短気的な下げを見越したものになるでしょう。
恐怖指数VIXについて
恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。
VIX現物は、26くらいで推移しています。
コロナショックから株価は最高値更新を続けたのにVIXはかつてのような低水準に戻ることはなくなっており、現在の株高もどこか異常なもの(じゃぶじゃぶな金融政策が招いたバブル?)であることを示唆しているのかもしれませんね。
こちらも左端が前回のヒンデンブルグ・オーメンが点灯した時で、VIXは80を超えるやばい展開になりました。
今回はそんなことが起こるとは思えない(昨年点灯時もそう思ってた)ですが、いずれにせよ、ヒンデンブルグ・オーメンが点灯したら仕掛けようという方針ですので、VIXロングをしたいと思います。
投資について
現在のポジションは、以下の通りです。
【インデックス投資】
なし【VIX投資】
なし
現在はノーポジションです。
インデックス投資は、米株ショートは怖い(IT企業が儲かりまくっているので)ので、日銀が日経平均ETF購入を通じて、歪みまくっている日経平均のショートを仕掛けたいと思います。
はっきりいって日本企業は、米国企業と違って、こんなに高値を付けるようなバックグラウンドはあまりないですからね。
そして、VIX投資はGMOクリック証券の米国VIのロングで行きたいと思います。
あまり自信はないですが、今年初の投資です。あまりレバレッジもかけずに軽く行きたいと思います。本番は下がった後のインデックス買いだと思いますので。
それでは!