今週の相場は、一方的な過去最大の下げとなった前週と異なり、激しく上下に揺れる相場でしたが、金曜日のNY市場では恐怖指数VIXが54.4とリーマンショック以来の高水準を叩き出しました。

新型コロナウイルスの感染者が中国以外でも広まり、世界で10万人を超えるパンデミックとなり、アメリカでも230人の感染者と一気に増えてきています。

世界一の経済大国であるアメリカで感染が拡大するのが、なによりもリスクなのですが、それにしてもVIXの上がり方は過剰反応ではないかとも感じます。

企業のカネが吹き飛んで経済活動ができなくなる金融危機と違って、感染症ショックはヒトが戻ってくれば経済活動は再開できますからね。

政府の支援も受けられやすいですし、過度な悲観は必要ないような気がするのですがやはりいつ終わるかわからない恐怖というのが大きいのでしょうかね。

それでは、S&P500指数の日足チャートを見ておきましょう。

VIXの原資産であるS&P500は、引けにかけてショートの手仕舞いで回復し、2972ポイントと下ひげをつけて戻しています。

先週金曜日と同じ形で、先週よりは安値も終値も高く引けているのが救いかもしれません。

恐怖指数VIXについて

恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。

VIX現物は、一時的に54.4まで上昇し、引けにかけて急落して41.94と上ひげをつけて終えました。

VIXが54.4まで上がったのは、下の長期チャートでもわかる通り、2008年のリーマンショック以来で、リーマンショック以降はだいたい50前後が最高値の目途となっています。

気になるのは、S&P500が先週よりも安値をつけたり、先週よりも勢いよく下げたわけでもないのにVIXが急上昇していることで、これはやはりVIXショートの積み上がりが爆発するVIXショックを併発しているのではないかと思われます。

ちょうど日本時間の5時ごろに米国VIで使うVIX3月先物が40を超えて、ストップ狩りができたことに満足して、一時間で一気に下げていますからね。

VIXショックを併発しているのならストップ狩りを終えたら短期で収まるので、今度こそここがピークであってほしいものです。

久しぶりにVIX先物カーブも見てみましょう。

前日比で見ると、現物の上昇具合と比べて、期近の先物の方が上昇しており、左半分が右下がりの曲線からほぼ直線みたいになっています。それだけ先物買いが過熱している気がします。3月物と4月物の間のバックワーデーションも月利で約15%とかなりえぐいです。

ちなみに過去最大の日次上昇率を見せた2018年2月のVIXショックの時はこんな感じで、この時も右下がりの直線みたいになっています。

投資について

現在のポジションは、以下の通りです。

【VIX投資】
米国VI [売]:$19.60 × 150単位
☆米国VI(3月物VIX先物)は現在$35.77

米国VIベアETF [買]:$56.99 × 1000単位
米国VIベアETF [買]:$52.24 × 1000単位
米国VIベアETF [買]:$48.91 × 1000単位
☆米国VIベアETFは現在$43.80

米国VIブルETF [売]:$36.17 × 100単位
☆米国VIブルETFは現在$33.36

【インデックス投資】
日本225 [買]:20,700円 × 50単位
☆ 日本225 は現在 20,416円

ポジションは前回記事と変わらずですが、ひどい含み損です。でも耐えるしかないですね。

VIXショート投資は、バックワーデーションが早く収まってくれないとダメージがきついですね。

それでは!

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