今週の株式市場は、米中の関係悪化の懸念やウクライナ疑惑関連の悪材料もあり、高値圏での伸び悩みとなりました。

ウクライナ疑惑に関しては大統領が弾劾になる可能性は低く、弾劾されても共和党政権であることは変わらないのでロシアゲートの時のようにほとぼりが冷めれば何とかなりそうな気がします。

しかしながら、懸念すべきは弾劾ではなく、トランプ大統領と民主党大統領候補のバイデン氏の共倒れ(支持率低下)により、次点の民主党ウォーレン大統領候補が当選してしまうことでしょう。

彼女の政策は反銀行・反富裕層で、富裕層や企業へ増税してアメリカの高額な医療を庶民が受けられるように皆保険制度を整える(オバマケアより大規模)ことを公約にしており、オバマケアを削って実現したトランプ減税とは反対の方向性です。

また、GAFA解体や反競争的なM&Aの制限といったこれまで化け物のように利益を稼いで株価全体を押し上げてきたGAFAやGAFAに買収される見込みがある企業に上乗せされてきた価値が失われていくように感じます。

貿易摩擦で遊んでいるトランプ政権は企業の売り上げや仕入れなど損益計算書レベルのダメージにとどまりますが、ウォーレン大統領候補は企業そのものやバランスシート、株価評価へダイレクトに深刻なダメージを与える予感がします。VIX50超えもあるかもしれませんね。

あくまで1年後の話であり、どうなるか未確定ですが、なかなかリスクを意識させられる背景がウクライナ疑惑にはあり、なんとなく安心できない感じがします。

また米中貿易戦争に関しては、「部分合意を望まない」発言以降はあまりよろしくない雰囲気で、米中交渉の日程が10/10-11に決まったものの米国ADR市場に上場している中国株を上場廃止にすることをトランプ政権や議会が検討しているというニュースが流れ、かなりネガティブな材料となっています。

こういう資本にダイレクトにダメージを与える政策は関税よりもはるかに手痛いです。

それでは、S&P500指数の日足チャートを見ておきましょう。

VIXの原資産であるS&P500は、最高値水準で伸び悩んで2961.8ポイントに沈んでいます。

目先ですが、悪材料はあるのですが、FRBがハト派姿勢を維持して年内にあと1回の利下げが期待できるということがバッファとなり、どちらに向かうのかよくわからない状況です。

チャートの形や相場の雰囲気としては下向きですが、10/10-11の米中交渉で一発逆転みたいなシナリオも否定できません。

やっぱり、今のところ何とも言えないですね。

恐怖指数VIXについて

恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。

VIX現物は、底打ちして一時18.7まで上昇し、17.2で引けています。

ここから先どうなるかというのがいまいち分かりません。

中途半端にVIXが上がった状態なので、VIXロングをして何もないとそれなりにダメージを受けますし、ショートをするには微妙に低い水準なので急騰したらかなり手痛いダメージを受けます。

これは難しいですね。

投資について

現在のポジションは、以下の通りです。

【VIX投資】
なし
☆米国VI(10月物VIX先物)は現在$17.99

前回の記事「部分合意を望まないトランプ発言を受けて、VIXショートと日経平均投資を利益確定!(2019/9/23) 」で日経平均ETF買いやVIXショートを手仕舞いしているので、現在はノーポジションで休憩中です。

撤退タイミングとしてはまぁまぁ良かったのではないかと思います。

ここから先はどうなるかわからないので、引き続きノーポジションで見守りたいと思います。

それでは!

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