今週の株式市場は米中の貿易戦争が「暫定合意」に向かうという観測と、FRBによる利下げおよびパウエル議長のハト派継続により、リスクオンの勢いを増してきましたが、週末9/20金曜夜のトランプ大統領の発言により、冷や水を浴びせられた格好となりました。

米中両国は今週次官級の会合を行っており、知的財産権や国有企業への補助金といった折り合いが難しい問題以外の農産品等の比較的容易な部分での暫定合意を10月に目指していましたが、トランプ大統領は「部分合意は求めていない。求めているのは完全な合意だ」と発言し、その1時間後に中国代表団が米中部の農場を視察する計画を一転して取りやめて帰国するという出来事がありました。

また、大統領選前に合意できなくとも有権者は理解してくれるだろうという趣旨の発言をし、貿易戦争が長期化する可能性を示唆しました。

良いムードだったのにさっとひっくり返してくるいつもの展開です。

それでは、S&P500指数の日足チャートを見ておきましょう。

VIXの原資産であるS&P500は、最高値水準で伸び悩んで2992ポイントに沈んでいます。

目先ですが、仮に米中合意ができなかったとしても、FRBがハト派姿勢を維持しており、年内にあと1回の利下げが期待できるということがバッファとなり、一方的な暴落にはならないでしょうが、これまで期待してきた分がはげおちるのではないかと思います。

恐怖指数VIXについて

恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。

VIX現物は、一時は13.5まで下落したものの15.3まで上昇しています。まだレンジの下の方ですが、ひょっとしたら上向きに飛ぶかもしれませんね。

FOMCが無事に終わり、ハト派姿勢継続ということで安心し、注目は再び米中に移りましたが、暗雲が漂い始めましたからね。

VIXが低い水準でさらに下げるためには強い楽観が必要ですが、今回のトランプ砲で目先の楽観がなくなったということで、ここらで一旦手を引くとしましょう。

投資について

現在のポジションは、以下の通りです。

【VIX投資】
米国VI [売]:$22.66×1000
☆米国VI(10月物VIX先物)は現在$17.21

【インデックス投資】
1321 日経225連動ETF [買]:20,590円×1500
☆現在22,540円

VIX投資は引き続き軽く100単位(1単位で10)のショートをしています。

まぁ、利幅もとれてますし、何が起こるかわからなくなってきたので、来週の相場で撤退しておきましょう。

全資産の6割ほどを投じている日経平均ETFも目先が怪しいので撤退でしょう。米中が合意して株価がバブル急騰する「持たざるリスク」があったので維持してましたが、そのリスクが薄れたのでもう良いでしょう。

それでは!

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