8/21のNY市場は、小売り決算が良好だったということもあってか、8/23のジャクソンホールにおけるパウエルFRB議長講演を前に大きく回復しました。

7月末のFOMC議事録要旨も公開されましたが、あくまでも利下げは利上げサイクル内の再調整であり、景気の底割れを防ぐ予防的な措置であるということで7月末のFOMCのパウエル議長の発言の通りのもので、やはり大部分のFRBメンバーが利下げを渋っている印象でした。

今後は8/23の パウエルFRB議長講演の内容を吟味していきたいところです。

恐らく、7月末FOMCの時よりはハト派になるものの市場が事前に大きく期待するほどのものではなく、バランスをとったものになると予想しています。

それでは、S&P500指数の推移を見ておきましょう。

S&P500は、2924ポイントと急落後のレンジの上限あたりまで回復しています。

このまま上抜けか、はたまた戻り売りポイントとなるかは、講演次第であり、あまり予測できません。

しかしまぁ、 パウエル議長はどういうスタンスをとれば株式市場が満足するのか、先週の逆イールドショックで分からなくなってきました。

タカ派姿勢を見せて株価が急落するのはもちろん、市場が期待するハト派姿勢が強すぎて継続利下げを主張すると長期金利が下がり過ぎて逆イールドが発生してまた暴落するかもしれません。

そこを考えるとやはり、7月FOMCと同様か少しハト派に寄りつつも、一時的な利下げを主張するしかないのかもしれません。それを市場が満足してくれるかというと・・・どうなんでしょう?トランプ大統領は怒るだろうなぁ・・・。

恐怖指数VIXについて

恐怖指数VIXのチャートを見てみましょう。

VIX現物は15.8と急騰後のレンジを下抜けし、S&P500よりも前のめりな強気姿勢が伺えます。

今週はイベントを前に断続的なVIXショートが入ってきている印象で、VIXトレーダーは良い結果であると見切った(幻視?)ような気がするのですが、昨年12月のようにパウエル議長のスタンス次第では失望の大暴落(VIX急騰)が起きる可能性もあります。

確かにメインシナリオとしては、イベント後の安心のVIX下落なのですが、 あまりイベント前に過度に期待しすぎるのはハードルを上げてしまうので良くないとは思うのですが・・・どうでしょう?

個人的に今回のイベント前時点で妥当だと思うVIXよりも随分低くなっているので、イベント前に逃げてノーポジ待機とチキンになっても良いと思いました。

投資について

現在のポジションは、以下の通りです。

【VIX投資】
米国VI[売]:$18.84×500 → $17.35で決済
米国VI[売]:$21.86×1500 → $17.35で決済

☆米国VI(9月物VIX先物)は現在$17.30

VIX投資はイベントを前に強気になる市場に少し嫌な予感を感じたので撤退です。80万円弱の利益でしょうか。

個人的な勘では「ドテンVIXロングの好機なのでは!?」とも感じたのですが、今週は忙しいのでさすがにやめておきます。結果が見えた土日に考えて来週から行動です。

今後は、 ジャクソンホールでFRB議長が市場を満足させるような講演ができるメインシナリオにおいては、VIXは下がってもうVIXショートのうまみがなくなるので、VIX下落に遅行して回復する日経平均などの株価インデックス買いを狙います。

万が一のバッドシナリオで市場が失望した場合、内容と市場の反応を吟味してVIXロングか待機、9月のFOMCを次の分岐点と見据えながら、頃合いを見て再びVIXショートを仕掛けたいと思います。

それでは!

VIXや原油取引はGMOクリック証券のCFDを使ってます!