
さて、開催中の大阪でのG20サミット、その中でも米中貿易戦争の山場イベントである米中首脳会談が6/29の日本時間午前11時半に予定 されています。
この会談ですが、市場はそこそこ期待しているようで堅調に推移していますが、個人的には決裂するか追加関税発動&継続協議という形になると感じています。
問題はそうなったときに市場がどう反応するかの予測が難しいところです。
期待上げしすぎているので素直に失望売りとなるかもしれないですし、FRB利下げが確実になるとの思惑からさらに相場が強気になるかもしれません。
いつものパターンだと、イベント終了の安心感から株価・原油上げ、VIX下げとなることが濃厚ですが、今回はどうでしょう?
それでは、S&P500指数の推移を見ておきましょう。
S&P500は少し調整が入ったものの過去最高値水準付近にいます。
現在投資中の原油も見てみましょう。
WTI原油は59.5と60ドル台回復が見えてきました。
60ドルの壁を超えられるかどうか、今の勢いなら超えられるでしょうが、米中会談を前に利益確定した方が手堅いでしょう。
よくわからないのにポジションを取りたがると痛い目を見ますからね。
恐怖指数VIXについて
恐怖指数VIXのチャートを見てみましょう。
VIX現物は、15.9とそこまで米中会談を警戒しているわけでもなさそうです。
GMOクリック証券CFDの米国VI(7月物VIX先物)も16.1付近とここ最近では低めの水準です。
VIXロングをしてみても良い気がしますが、最悪のケースでもFRB利下げでフォローが入るとわかっているので、よほどのことがないとイベント消化の安心VIX下げになりそうな気がします。
ではVIXショートをするかというと、それにはリスクに対して低すぎるといった感じですかね。こういう油断しているときに限ってドカンと急騰してしまうこともありますし・・・。
しばらくVIXは様子見です。
投資について
現在のポジションは、以下の通りです。
【VIX投資】
なし☆米国VI(7月物VIX先物)は現在$16.10
【原油投資】
原油[買]: $54.14 × 2000 → $59.5で売却
☆原油は現在$59.54
先週購入した原油を利益確定です。税引後で90万円くらいの利益でしょうか。
米中首脳会談を前に完全ノーポジションです。この土日はのんびり休みたいと思います。
それでは!