
今週の相場は、中国とアメリカの経済指標が悪かったことから大きく下落となりました。景気後退懸念というのもありますが、個人的にはアメリカが過去最大の貿易赤字を叩き出したというニュースが気になっていて、トランプ激怒からのさらなる貿易戦争?というような嫌な予感がします。
それでは、S&P500指数の推移を見ておきましょう。
S&P500は2743.07と節目の2800に到達後に急失速です。
やはり、ここらの水準では割高感があって、先が見通せないということで強気から中立ポジションにして正解かもしれません。
そして、ここから先はやはりどうなるかわかりません。この下げが単なる調整なのか、さらなる下落への凶兆なのか・・・。
もっと下げてくれれば、長期目線ではやや強気なので買いで入っても良いかと思いますが・・・。
買いをするにも売りをするにも難しい相場です。こういう時は何もしないのが一番ですね。
恐怖指数VIXについて
恐怖指数VIXのチャートを見てみましょう。
VIX現物は、先週末の13.6からぐんぐん上昇し、3/8に18.3まで上がったものの急落して16.1で引けました。
やはりここはVIXロングをするにもショートをするにも難しい局面です。
もう少しグンと上がってくれれば、VIXショートなのですが中途半端ですね。
さて、気になる米国10年金利です。
先週末にグンと上がった金利も、今週の下落でまたレンジの中に納まってしまいました。
そうなると、金融政策面でのショックは起きにくいので、下地としてはややポジティブなのかもしれません。
あとはもう、今後何が起こるかですね。世界中の企業業績は確実に悪化している中、負の連鎖がどこで止まるか。
鍵はやっぱり中国で、全人代での景気刺激策という劇薬にまた世界が救われるのではないかなぁとは考えているので、長期では強気な視点です。
投資について
現在のポジションは、以下の通りです。
【VIX投資】
米国VI[売]:$26.07×4200
米国VI[買]:$17.48×2000
米国VI[買]:$16.40×2000
米国VI[買]:$11.31×200☆米国VI(3月物VIX先物)は現在$16.62
VIX投資は、トータルゼロのニュートラルポジションです。
今後のアクションとしては、VIX先物20越えでショート検討ですが恐らく、しばらくは何もしないことになるのではないでしょうか。
待つも相場です。といっても遊んでいる資金でIPOを当てたので着実に小銭は稼いでます。
それでは!
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