
今週も相変わらず、熱を帯びた相場となっており、世界的に株価は堅調です。
新興市場にもマネーが流れ出しており、昨年末の恐怖はどこへといった印象です。また、実体経済を考えてもやや過熱気味な感じがします。
そのため、前回の記事「15を割った恐怖指数VIXを見て、強気から中立姿勢にシフト予定(2019/2/17)」の予定通り、これまでの強気姿勢から中立へシフトし、ポジションもニュートラル化することにしました。
それでは、S&P500指数の推移を見ておきましょう。
S&P500は2779.76と昨年末の底からの回復トレンドが続いており、抵抗ラインの2800に近づいています。
やはり、やや過熱感があるような気がします。少なくとも割安ではないでしょう。
恐怖指数VIXについて
恐怖指数VIXのチャートを見てみましょう。
VIX現物は、15前後で推移し、熱を帯び始めているように感じます。
ただ、ここから下に押しても幅が限られており、反対に何かあったときの上の飛び幅は大きいので、ここらでニュートラルとしたいところです。
また、VIX先物の5月物まで17を割っており、期近の割に期先も低く、コンタンゴがあまり強くないので、下手にVIXショートを続けてもリスクに見合わないです。ここらでやはり潮時でしょう。
投資について
現在のポジションは、以下の通りです。
【VIX投資】
米国VI[売]:$26.07×4200
米国VI[買]:$17.48×2000
米国VI[買]:$16.40×2000(New!)
米国VI[買]:$11.31×200☆米国VI(3月物VIX先物)は現在$16.37
【インデックス投資】
1321 日経225連動ETF[買]:19,900円×1000株
→22,100円で売却!
VIX投資は、ロングを仕込んで、トータルゼロのニュートラルポジションにしました。
次は、ロング転換ですがこれは当面先となりそうです。米国10年金利が再び3%超えをしないか睨めっこしたり、FRB議長の心変わりが起きるかを観察したり、滅多に点灯しないヒンデンブルグオーメンが点灯するのをじーーっくり待つといった感じです。
日経225連動ETFへの投資も、日経平均21500円付近まで伸びて割安感が消え、過熱感が出てきたのでここで予告通り手仕舞いです。年初から日経平均2200円抜きですね。
VIXも日経ETF投資もまだまだ強気ホールドで良かったのかもしれませんが、もはやこれ以上は勝率が揺らいできているので早めに撤退です。
手を出すときは、市場が恐怖で震えあがっているときなので勇気があればいけるのですが、手を引くのはタイミングが難しいです。
まぁ、こればかりは潔く諦めですね。まだまだVIXが下がったり、株価指数が上がっても後悔しないことに努めたいと思います。後悔して高値でつられ買いするのが一番みっともない投資ですからね。
復活した余力はまた株主優待やIPOで活用するとして、しばらくはチャンスが訪れないと思うので、ゆっくりと相場を眺めることにします。
また、仮想通貨が少し熱を帯びてきました。復活するには少し早い気がしますがこちらも見守りたいと思います。
それでは!
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