先週末のG20で光が見えた相場があった言う間に崩れました。

景気の見通しが本格的に不透明になる中、将来的な景気後退を見越した長期米国債への買いが集中し、2年債金利に近づいてきています。

米国の2年国債と10年国債の今年の推移を見てみましょう。

緑の10年債金利が急落し、赤の2年債金利にかつてないほど接近してきているのがわかると思います。

これが逆転して2年債金利の方が高くなるのが、有名な「逆イールド」で、過去40年、全ての景気後退期の前兆として発生しています。

(一応、景気後退期の前には必ず逆イールドが起きますが、逆イールドが起きると必ず景気後退期に入るわけではないのであしからず。)

国債金利というのは、今後〇年間の短期金利を積分したものと位置づけられるので、10年債金利が下がり、2年債金利があまり変わらないということは2年間は金利が下がることはないがそれ以降で利下げが発生するということを市場参加者が予測しているということです。

2年以上先にFRBが利下げをせざるを得ない状況に追い込まれるだろうという予測が「逆イールド」にはあり、景気の先行指標である株価の大崩れはそれよりも半年~1年半前に発生するということです。

来年あたりはまずいという予測と一致してますし、何もなければそうなる可能性は高いでしょう。打ち破るとしたら第二次トランプ減税でしょうが中間選挙で下院を民主党にとられたのでそれも難しそうです。

とりあえず、まだ「逆イールド」は発生していないので、過度に悲観する必要もないかと思います。

さて、次に今年のS&P500の推移を見てみましょう。

12/4のNY市場では急落し、S&P500が3.24%安の2700ちょうどあたりまで下げています

2月上旬のVIXショックでブレイクした相場は三角持ち合いから上方ブレイクして上昇ウェッジになったあと、また10月にショックが起きてまた再び三角持ち合いを形成しようとしています。

これが上へブレイクするのか、下へブレイクするのかはよく分かりません。

今年は相場を読むのが難しいですね。

恐怖指数VIXについて

恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。2018年2月のVIXショックからのものです。

VIX現物は、再び20を超えました。

特にこれといった材料もなく、逆イールドが発生しそうで不安とか、なんとなく恐怖が膨れ上がった気がします。

完全に予想外の動きですが、前回の記事「米中一時休戦で急落した恐怖指数VIX、ここでVIXショートを緩め始める!(2018/12/3)」でロングを新規で建てて、ショートを弱めたため、ダメージが軽減されました。

今後は、VIX先物が20を超えるようになったら再びショートの積み増しを検討してい期待と思います。

投資について

現在のポジションは、以下の通りです。

【VIX投資】
米国VI[売]:$21.24×5000
米国VI[買]:$16.48×1000
米国VI[買]:$11.40×1500
☆米国VI(12月物VIX先物)は現在$18.96

VIX投資は、引き続きトータルで2500(GMOクリック証券では10で1単位なので250単位)のショートポジションです。

今後は、VIX先物が20を超えたらショート積み増し、15に近くなったらロングを積んでショートを弱める感じでしょうか。

それにしても、今回のVIXの上昇はしぶといです。それだけマーケットもリセッション到来か否かで迷っているということなのでしょう。

そんな中でもVIX投資は淡々と余力を十分に持って、ポジションをとるだけです。

それでは!

VIX取引はGMOクリック証券のCFDを使ってます!