週末に行われた米中首脳会談で来年発動予定としていた中国製品への追加関税を90日猶予することが決まりました。

決裂する可能性も十分にあったのですが、猶予となって危機は免れたのでしょう。

ただ単に延期になっただけと捉えるのは間違いで、時間に余裕ができたことで「崖が階段になった」とも考えられます。BREXITも即座に離脱ではなく2年以上かけてやってるので対策がある程度できてマーケットインパクトは小さくなりました。米中貿易戦争も急激でなくなるとそのインパクトは小さくなるのです。

そして、先週後半にはFRB議長講演での発言から、早期の利上げ停止が示唆されました。

これにより、米中貿易戦争懸念やFRBの過度な利上げ懸念がだいぶ薄まり、12月は中国関税発動前のショックや雇用統計、FOMCも怖くなくなりました。

もうなにも怖くない。そう考えた市場関係者が保険を外し始めると予想し、恐怖指数VIXも早速急落しています。

恐怖指数VIXについて

恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。2018年2月のVIXショックからのものです。

VIX現物は、16.29と中間選挙終了後の安心感が出た相場と同じくらいの水準まで下がりました。

目先に特に懸念すべきことがなくなった(EUが少し怪しいが)ので、これからVIXは正常化するでしょう。

しかし、いくら安心だと言っても、ここから先はVIXの下げ余地が少なくなり逆に何かあったときの上昇余地が増えるので、ここらで強めに積み上げてきたVIXショートを少し緩めるのが理性的な投資と言えるでしょう。

投資について

現在のポジションは、以下の通りです。

【VIX投資】
米国VI[売]:$21.24×5000
米国VI[買]:$16.48×1000[New!]
米国VI[買]:$11.40×1500
☆米国VI(12月物VIX先物)は現在$16.56

VIX投資は、新たにロングを1000追加し、トータルで2500(GMOクリック証券では10で1単位なので250単位)のショートポジションに弱めました。

正直、今の霧が晴れた状況を考えると、まだまだVIXは下がるのでは?とも思います。

その場合、今回建てたロングポジションを損切りして利益が出たショートポジションをその分利益確定して相殺し、新たなロングポジションをとる値洗いをしていこうと思います。

課税所得の発生を防ぎ、含み益化するいつもの手法です。

ここからは下がれば下がるほど、同様の手口でショートを弱めていき、ニュートラル、ロング転換となっていくと思います。

来年あたりは本格的に景気が崩れる可能性もあるので、過度に安心してVIXが低い水準でVIXショートを長期継続するのもよろしくない気がします。

景気拡大局面ならむしろVIXショートは長期でやるべきなのですが、今は山を越えたとみているので逆張り戦術が有効と判断しています。

それでは!

VIX取引はGMOクリック証券のCFDを使ってます!