今週の相場は貿易戦争懸念をあっさり無視して、株価は過去最高値の更新ラッシュとなりました。
米国の対中関税の税率が、来年に25%で当面10%になるということで「来年のことを考えると鬼が笑う」じゃないですが、当面先の材料は無視するのが株式市場のセオリーです。
BREXITも道のりが長いことが分かった後は、いちいち材料にするのも面倒になって無視してドンドン株価が上がりましたからね。
さて、VIXの原資産である株価指数S&P500の日足チャートを見てみましょう。
S&P500は、引き続き上昇トレンドの上方を進み、連日の過去最高値更新コースです。
レジスタンスが近いですが、勢いがあるので少し上方向にオーバーシュートする可能性が十分にあります。
ついでに日経平均も見てみましょう。
日経平均は下値が切り上がるタイプの三角持ち合いを上方ブレイクして、大躍進しています。
自民党総裁選も終わり、政権の安定が確認できたことで引き続き外国人の先物買いが主導しているのでしょう。
あとは、勢いが落ち着くのを待って、過剰にプライシングされた分だけショートで稼ぐといった感じでしょうか。
恐怖指数VIXについて
恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。2018年2月のVIXショックからのものです。
VIXは9/17に中国への追加関税が発表されたのが嫌気されて14近くまで上がりましたが、すぐに落ち着いて、米株の過去最高値更新ラッシュを受けて12を割る低水準で推移しています。
株価の上昇もVIXの下落も勢いがあるときは逆張りで掴むのは良くないので、勢いが収まるのを様子見ですね。あまりにもVIXが下がり過ぎたらロングを検討です。
投資について
現在のポジションは、以下の通りです。
【VIX投資】
米国VI[売]:$(15.4+0.98)×1000
$15.0×1000
米国VI[買]:$14.5×1000
$14.0×1000
VIX投資は、火曜日に上がった時に新規売建して、下がってきたので新規買建をして、小銭を稼いでいます。動きが小さすぎるのでアクティブ投資も全然稼げないですね。
また、株価インデックス投資は日本株の安倍当選相場の勢いに終わりが見えてきたら、日経ダブルインバースの仕掛けを検討します。
VIXもインデックス投資も、今の勢いが止まるまで手が出ませんね。
それでは!