先週末の米国市場はトランプ大統領が中国からの輸入への関税を現在表明済みの2000億ドルに、さらに2670億ドル上乗せすることを示唆したのが嫌気されて続落で、特にハイテクや多国籍企業の株価が下げています。

さて、VIXの原資産である株価指数S&P500の日足チャートを見てみましょう。

S&P500は、明らかに加熱しすぎな上昇から一息ついて、ここ数カ月のトレンドの真ん中あたりにまで戻している感じです。

また、先週末に発表された8月の米雇用統計では賃金上昇ペースの加速が確認され、FRB利上げの後押しになりそうです。

2月のVIXショック時も雇用統計の良さから金利高が意識されて株価が急落しましたが今回はそうなりにくいと見ています。というのもここ半年の間に利上げの終了時期についても議論がされていて2019-2020年には中立金利に達して利上げを終了することが固まりつつあるので過剰反応は示さないのではないかと思うからです。

一応、米国10年国債の金利もチェックしておきましょう。

米国10年金利は、先週末の雇用統計を受けて上昇したもの、中長期的な上昇トレンドが終了しており、3%手前でのレンジ相場が続いています。2月のVIXショック時点ではみるみる長期金利が上がっている最中だったので恐怖感を感じたでしょうが、今回は金利に恐怖を感じることはないでしょう。

米国政策金利の上昇は、かつてのような5%を目指すのではなく、3%前後で終了(現在は1.75-2.00%)とマイルドなものに抑える見通しなので、10年金利もここらで打ち止めで、金利上昇による景気の過冷却はなさそうです。その反面、景気拡大局面の終盤にみられるバブル形成には注意が必要かもしれませんね。

新興国から逃げ出した資金が先進国の手堅いところに過度に流れ込んでいく・・・。最近は日本でも投資初心者に「とりあえずS&P500を買っておけば絶対勝てる!」というような風潮がある(過去のチャートを見れば確かにそうだが)ので、何か罠がないか気になるところです。(相場は初心者狩りが大好きですからね)

また、貿易戦争による第三次チャイナショックも気になりますね。関税の影響はすぐには表れず、輸出企業の収益悪化→不良債権増加→未曽有の金融危機 となる可能性もあります。ただ、これは習近平主席が交代した後に、隠していた国家ぐるみの不良債権発覚して発生しそうな気がするのでまだ先でしょう。

とりあえず、目先では米国株のバブル形成局面ではないかと思います。新興国がいくつか潰れた程度では止まらないでしょう。

恐怖指数VIXについて

恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。2018年2月のVIXショックからのものです。

VIXはトランプ大統領の中国追加関税の脅しで一時15.63まで上がり、引けでは15を割りましたが予断を許さない状況といった感じでしょうか。

ただ、ここが短期的にピークになる可能性もあるので、私はVIXショート投資を仕掛け始めています。

もちろん、ここから大きく上昇する可能性もありますので、十分な余力をもって行っています。

投資について

現在のポジションは、以下の通りです。

【VIX投資】
米国VI[売]:$15.4×1000

前回の記事で宣言した通り、9/7の相場でGMOクリック証券CFDの米国VIショートでエントリーです。

米国VIブルETFのショートでも良かったのですが併合を控えていてオペミスが怖いので控えました。

ここから先は、VIXが上昇したら値洗い(損失確定注文&新規売建注文)をしながら新規売建ポジションを増やして勝負していきたいと思います。課税利益圧縮とナンピンですね。

それでは!

VIX取引はGMOクリック証券のCFDを使ってます!