先週末の株式市場は、米中通商問題の交渉が再開するということで、貿易戦争懸念が少なくともこれ以上の悪いシナリオにならなくなるだろうということで、好転しています。
トルコショックで下がったトルコリラも安定してきたようですし、恐怖のシナリオはもうそろそろ終わりなんでしょうね。
さて、VIXの原資産である株価指数S&P500の日足チャートを見てみましょう。
S&P500は、貿易戦争懸念に急に光が見えたことで2連騰し、再び最高値更新が狙える位置まで戻ってきました。
最高値を更新すると、VIXもキュキュッと急激に下がりますし、懸念が消化されたということで、素直に流れに乗った方が良いのでしょうね。
恐怖指数VIXについて
恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。2018年2月のVIXショックからのものです。
VIXは、8/15に16.9という高値を付けた後にS&P500の回復を受けて反転下落です。
ここから上がるには材料不足ですかね。
幸い、一度VIX現物が上がった後なので、VIX先物は割合少し高めで推移しているので、VIX先物のロングは来週早々に手仕舞いが妥当でしょうね。
投資について
現在のポジションは、以下の通りです。
【VIX投資】
米国VI[買]:($12.8+0.35)×1000 現在14.3
VIXロングポジションの持ち越しですが、来週早々にタイミングを見て手仕舞いでしょう。
今回は、テクニカルが悪く貿易戦争懸念中のトルコショックでなかなか良い荒れ相場に発展すると期待したのですが、米中の貿易交渉再開というニュースに阻まれた形ですね。
まぁ、見込みは外れましたが、損はせず、プラスで終われそうなのでまぁ良しとしましょう。
VIXロング投資は当たればデカい宝くじみたいなものですからね。
それでは!