元々弱っていたトルコ経済に、米国が経済制裁してとどめを刺したという感じでしょうか。下落が続くトルコリラがさらに急落し、一時20%下落、年初からは40%下落というローリングストーン状態です。

トルコ経済は先進国に比べれば大したことない規模ですが、これまでの米国利上げの影響もあって、他の新興国通貨もどんどん売られて世界中でドルへの資金還流が起きてますし、トルコにはスペインのBBVA、イタリアのウニクレディト、フランスのBNPパリバなど欧州の金融機関がたくさんお金を貸しているのでこれが焦げ付くと欧州金融危機に発展するかも?ということで、先週末は世界的に株価が下落しました。

VIXの原資産である株価指数S&P500のに足チャートを見てみましょう。

S&P500はテクニカル的にレジスタンスにぶつかっていたのでこれ以上騰がらないだろうという見立てでしたが、トルコショックで早速下落を開始しています。

貿易摩擦問題のような貿易関連企業のPLにダメージを与えるものより、信用危機による銀行のBSへのダメージの方がリスク顕在時の相場に与えるダメージは大きくなるので、今回のトルコショックはどうなるか見物です。

恐怖指数VIXについて

恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。2018年2月のVIXショックからのものです。

VIXは久しぶりに急上昇し、7月頭からの下落トレンドが転換したかのような印象を受けます。

また、VIX先物のショートポジションは、2018年2月のVIXショック時以上に積みあがっているので、このまま上がると損切りのショートカバーが連鎖的に起きて上昇が加速する可能性もあります。既にここ数日でVIXショートした投資家は損を抱えていますしね。

ということで、トルコショック以前にテクニカル的にVIXの上昇が起きやすい環境でたまたまトルコショックが起きたという感じでしょうか。

VIX先物カーブの形はどうでしょうか。

VIX先物カーブは前日に比べて期近物を中心に上昇し、フラット化しており、コンタンゴも弱くなってきています。

来週はどうなるか、VIX現物が17くらいまで上がりだすと本格的にバックワーデーションになって祭りになって楽しいのですが。

投資について

現在のポジションは、以下の通りです。

【VIX投資】
米国VI[買]:$12.8×1000

前回の記事「勢いが止まるS&P500と再びのヒンデンブルグオーメン点灯で、VIXロング投資に参入!(2018/8/10)」の通り、VIXロング投資を行っています。

同値決済の逆指値注文を指して安全を確保しつつ、世界恐慌が起きることを願うだけです。

利益確定は、VIXショート投資の目線で仕掛けるタイミングとなるでしょう。

VIXショート目線としてはコンタンゴが弱くなってるし、トルコショックという新キャラも出てるし、世界中で資金の流れが歪んでるし、株価暴落の凶兆「ヒンデンブルグオーメン」は連続点灯してるしで、こんな時にVIXショートしたらいつもより焼死する可能性が高いのでできないですね。

リスクを覚悟でそれでもショートを仕掛けるにしてもまだVIXが13程度なので低すぎてリターンが全く見合いませんので、やっぱりどう考えてもVIXショートはまだあり得ないですね。

それでは!

VIX取引はGMOクリック証券のCFDを使ってます!