米朝首脳会談を終えたトランプ大統領ですが、予想通り中国に貿易戦争を仕掛けています。
トランプ米大統領は昨夜、中国が報復措置を実施すれば、同国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)相当に追加関税を適用すると警告し、中国商務省の報道官が「米国の追加貿易制裁に強力に反撃する」と対抗措置を取る方針を示しました。
追加前の500億ドルの4倍で、どこまでエスカレートするかわかりません。さすがにこれだけ巨額になればまずいだろうということで、相場が崩れはじめましたね。
一番もろに受けてるのが、中国の株価で上海総合指数は3.78%下落の2907と2016年以来の3000を割り込んでおり、またチャイナショックのような相場になりかねないです。
中国の次は日本の自動車部品関税の番ですので注意したいですね。
ヒンデンブルグオーメンが点灯!
6/18時点で株価暴落の凶兆であるヒンデンブルグオーメンが点灯しました。
ここから1ヶ月くらいは要警戒です。前回点灯したときは、トランプ減税の議論が一気に進んで吹き飛ばしてしまいましたが、今回はなにかこの凶兆を吹き飛ばす良い材料はあるのでしょうか?
ヒンデンブルグオーメンについては、こちらの記事「株価暴落の凶兆ヒンデンブルグ・オーメンが連続点灯!慎重に行こう!(2017/11/12)」参照です。
前回1/25に点灯した後に2月初旬のVIXショックが来たので要警戒です。
まぁ、VIXの形も良くなかったので既に逃げてましたが、やはり今後は不吉ですね。
恐怖指数VIXについて
恐怖指数VIXの日足チャートを見てみましょう。2018年2月のVIXショックからのものです。
底打ち感のある怪しい動きをしていたVIXですが、本日少しジャンプしました。
この程度で済んで再び下げ始めるか、ここから大ジャンプして大荒れになるかはよく分かりません。
トランプ大統領と中国当局による激しい関税の応酬で本当に米国株価(VIX)にどこまで影響があるのかが良く分からないのです。
貿易戦争懸念は大したことなさそうな気もするのですが、さらに何か材料が出ると崩れやすい環境なので、それで大ショックになるということもありえますね。
投資について
ここから先は、株価の暴落(VIXの急騰)を狙ってキャッチしたいと思います。
現在のポジションは以下の通りです。
【VIX投資】
米国VI:[買]$17.2×800→0 ポジション清算
米国VI(2倍)ブルETF [UVXY]:[売]$17.85×1000→0 ポジション清算米国VI:[売]$14.8×300 新規
【株価インデックス投資】
1357 日経ダブルインバース:[買]1175円×2000株 現在1243円
VIX投資は、先週の記事の通り、徐々にポジションを減らしていき、ポジション清算という利益確定をしました。
しばらく様子見しようと思ったところで、本日急騰したので日本時間の間に軽く米国VIのショートをしています。
これくらいの売りポジションなら、仮にショックが来ても耐えて時間が経てば救われます。
ここから先は、急騰すればさらにガンガン売りといった感じでしょうか。
株価インデックス投資は、先週軽く買っていた日経ダブルインバースが好調ですね。
株価インデックスについては、ビビりながらもロングで大きくポジションをとっていきたいので、そろそろショートを解消して、買い場を見極めたいところです。
それでは!