米金利高に抑えられながら緩やかに回復する株式市場を受けて、恐怖指数VIXが面白いように下がっています。ようやくVIXショート投資の美味しい収穫期ですね。
VIXの日足チャートを見てみましょう。2018年2月のVIXショックからのものです。
もう上方向に行くエネルギーはなく、じりじりと下がっています。
VIX先物カーブを見てみましょう。
先週末と比べて、期近の6-7月物が特に大きく下がり、VIX先物カーブに角度をもたらしています。
これは、私の考えるVIX先物カーブのサイクルでいうところの下記①あたりで、ここから期先物がぐっと下がり、10-11月物が15を下回るようになってくるとVIXショック発生目前の今年1月あたりのような下記②の形になって、かなりリスクが帯びてきます。(VIXロングの好機とも言える)
今の感じだとまだまだですね。
投資について
現在のポジションは以下の通りです。
【VIX投資】
米国VI:[買]$17.8×1000 現在価格$13.8
米国VI(2倍)ブルETF [UVXY]:[売]$17.85×1500 現在価格$11.0
ポジションはこれまで通りで、VIXショートによる利益回収中です。まだ相場に油断や熱狂が足りないのでVIXショートを手じまうのは早く、まだまだキープです。
両建てポジションの特性から、VIXが下がれば下がるほど、「米国VI」より「米国VI(2倍)ブルETF [UVXY]」の減価が速いので自然にショートからニュートラルに近くなるのであまりリバランスの必要もない気がしますが。
また、日経平均23000円あたりで、日経ダブルインバースを仕込む予定でしたが、VIX投資の相場観と連動して、あともう少し相場が油断・熱狂してからにしたいと思います。
今年の1月高値を超えられずに戻り売りチャンスが来るのは確実なので、今は待ちですね。
それでは!