ここ最近の米国株式市場は、金利の迷宮をさまよっている感じです。

米国10年国債の金利が徐々に切り上がっていき、現在は3.1%手前です。

この3%超えの10年米国債でも良いですし、米銀の2年定期預金の金利も2.5~2.8%くらいあるので、リスクを取って高値警戒感のある株式に投資しなくても、定期預金でそこそこ美味しく運用できるといった感じで、上昇する金利があえて株に投資するリスクに見合うプレミアムを引き上げ、理論株価を抑えることで、業績は絶好調なのに微妙に冴えない値動きになっています。

まぁ、これが市場を過熱させ過ぎず、うまくコントロールしているといえばそうなのでしょう。

日本人にとっては、預金金利なんてゴミや無価値の象徴ですが、まともな国であれば経済を大きく左右するファクターなのです。(私が米国在住なら、定期預金に大半を預けておいて、株式相場が大崩れしたら、解約して株を買うというような戦略をとる感じでしょうか)

さて、恐怖指数VIXについては、金利の迷宮をさまよっているだけの株価で緊張感がないので、ずるずると下がっていき、恐怖を忘れている状態が続いています。

VIXの日足チャートを見てみましょう。2018年2月のVIXショックからのものです。

 

昨夜は金利が上がって株価が調整したのでそれにつられてVIXが少し戻しましたが、戻り売りのチャンス?で徐々に元気をなくして再び下方向に萎れています。

VIX先物カーブを見てみましょう。

昨日から今日にかけてVIXは下がっているのですが、注目すべきはこれまで期近物が現物に連動して大きく動いていたのに、現在は現物の動きの影響を受けにくい期先物も結構連動するようになってきました。

これは、私の考えるVIX先物カーブのサイクルでいうところの下記④→①の終盤局面から①→②の序盤局面に移っているといった印象です。

 

今後注目すべきは②への移行具合で、これはVIX現物や期近物VIX先物ではなく、満期の長い期先物VIX先物がどれだけ油断して下がってきたかで観測します。

投資について

現在のポジションは以下の通りです。

【VIX投資】
米国VI:[買]$17.8×1000 現在価格$14.8
米国VI(2倍)ブルETF [UVXY]:[売]$20.5×1000→$17.85×1500 現在価格$12.1

前回記事のとおり、戻り売り狙いの待ちをしていたので、ショートの積み増しをしました。

何もなければもう少しは大丈夫、VIXショートラッシュは続き、完全に油断しきったところでドカンとくるでしょうから、もう少ししたらロング寄りに近いポジションに持っていきたいと思います。

それでは!

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