4/14にアメリカ・イギリス・フランスが、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとして空爆を行いました。

国防総省の発表によると、攻撃には東地中海などに展開したミサイル駆逐艦や原子力潜水艦に加え、B1B戦略爆撃機も参加し、シリア国内にある化学兵器関連施設3か所を標的に、合わせて105発のミサイルを撃ち込んだとのことです。2017/4/7に空爆したときは輸送拠点の空軍基地1か所のみでしたのでそれよりは規模が大きいですね。

トランプ大統領は「攻撃は完璧に遂行された。これ以上に良い結果はない。任務完了だ」とTwitterに書き込んでいますし、昨年もそうでしたが化学兵器を使わないようにする牽制目的ですので、ひとまずはこれ以上攻撃しないでしょう。

相場への影響について

先週の相場はシリアへの攻撃があるかもしれないという緊張と緩和で揺れ動いていましたが、相場がお休みの間に事が済んでしまったので、昨年と同様に鎮静化すると思われます。

先週の相場は歯医者の待合室で緊張して待っている状態で、来週の相場は治療が終わった帰り道みたいなもので、相場にとって地政学的リスクは過ぎてしまえばなんてことはありません。

株式市場は一時下がるかもしれませんが急上昇に転じた後、すぐにシリア関連の話題を忘れて再びIT株に注目が移ると思います。

原油相場について

先週末の原油相場は、シリアへの空爆可能性が高まったことから、原油はここ3年間の最高値水準で推移しています。

シリア情勢の緊迫化で原油価格が上がる理由は、「原油供給に強い不安が生じるおそれがある」からだと言われていますが、今回の攻撃では化学兵器関連施設3か所へのピンポイント爆撃なのでその懸念は払拭されたでしょう。

そのため、昨年のシリア空爆後と同様にいったん上昇するもののそれ以降が続かず、反動売りに押されるでしょう。昨年はシリア問題を忘れたら、米国のシェール大増産がテーマになりましたが、現在もシェールオイルの増産は続いていますし。

恐怖指数VIXについて

VIXの日足チャートを見てみましょう。2018年2月のVIXショックからのものです。

先週末のVIX相場は、アメリカはシリアを攻撃関連のネタに慣れてきたことから、米国株式市場が下がっているにもかかわらずVIXは下がり、VIX先物もコンタンゴに転換しています。

では来週は実際にシリア攻撃があったから上昇するか?というとそうではなく、「もう攻撃終わったからこれ以上、ビビる必要はないだろう」になるでしょう。

シリアへの空爆そのものに恐怖していたのではなく、「いつやるかわからない・どのくらいの規模かわからない・うっかり国際問題になる場所に誤爆するかもしれない」といった不確定情報に恐怖していたので、確定情報になれば恐怖する必要がないからです。

ロシアとの関係とかいってますが、茶番なので大丈夫でしょう。

 

投資について

現在のポジションは以下の通りです。

【VIX投資】
米国VI:[買]$19.5×1000
米国VIブルETF [UVXY]:[売]$20.5×1000

【原油投資】
2039 原油ベアETN:8,500円×200株

VIX投資に関しては、下がったらそのまま、大きく上がったら売り増しでしょうか。

原油は、原油価格の上昇(原油ベアETNの下落)が起こればチャンスで、売りたたいていきたい(原油ベアETNを買う)と思います。学習能力が高くて原油価格が一方的に下がるなら深追いはしないでおきますかね。そろそろ仮想通貨が熱くなるかもしれないので資金の振り分けを考えないといけないので。

それでは!

VIX取引はGMOクリック証券のCFDを使ってます!