2/2のNY相場は、米国債・米国株共に暴落しました。

トランプ減税による財政悪化懸念や、毎月初めの金曜日に発表される米雇用統計が堅調な内容で経済の力強さが示され、ダラス連銀のカプラン総裁が今年3回を超える利上げが必要になる可能性を示唆したことから、米国債相場が大きく下落(金利上昇)し、10年債利回りは一時、2014年1月以降で初めて2.85%を超えました。

そして、金利高による企業収益悪化を嫌気した株式相場は利益確定&パニック売りといった様相になり、ダウ工業株30種平均は666ドル下げ、2016年6月のBREXIT(イギリスのEU離脱の国民投票) 以来の大幅下落となりました。

S&P500種株価指数は前日比2.1%安の2762.13。ダウ工業株30種平均は665.75ドル(2.5%)下げて25520.96ドル。米国債市場では0.05%上昇し2.84%で取引終了です。

以前の記事「米株最高値水準でもVIX先物カーブはスティープニング!ヒンデンブルグオーメンも点灯!(2018/1/25)」で示したヒンデンブルグオーメン点灯後ですので見事に大きく当たった感じですね。

そして、恐怖指数VIXは17.31まで急上昇です!まさにパニック相場です。

早速、先週とVIX先物カーブを比較してみましょう。

ついに、+1ヶ月物(2月物)が+2ヶ月物(3月物)を上回り、コンタンゴからバックワーデーションに転換しました!

バックワーデーションですので、このカーブを維持されるとVIXショート投資は減価ダメージを受け続けることになりますが恐怖が和らげばVIXが急落して大きな利益が狙えます。

なかなか難しい局面ですね。

今後の投資について

現在、VIXショート投資に軽くエントリー中ですが、来週月曜日は大きく下落するでしょう。
警戒して軽めにしておいて良かったといった感じでしょうか。

2049 VIXベアETN
・2018/1/30 新規買い 33,000円 × 100株

今回の米債・米株の暴落およびVIX急上昇は、これまでFRBのイエレン議長が醸造した緩やかな金利上昇シナリオに安心していた市場が突然の利上げペース上昇発言で「テーパー・タンドラム」を起こした感じでしょう。

北朝鮮問題などの地政学的リスクや政治的リスクはすぐ収まるので立ち向かうものですが、テーパータンドラムについては少し様子見をした方が良いと思います。
次期FRB議長に指名されたパウエルFRB理事の考えも確認したいですしね。

そのため、方針としては現在の軽いウェイトのVIXショートポジションをキープしつつ、安易な積み増しは避けて、落ち着くまでは様子見をしていこうと思います。

それでは!