2018年に入って半月ですが、米国株は既に5%以上上昇し、過去最高値を更新し続けています。

2018/1/17のNY市場は、S&P500種株価指数は11月以降で最大の上げで2800超えとなり、ダウ工業株30種平均は300ドル余り上げ、終値で初の2万6000ドル超えとなりました。半導体株がとにかく上げを主導し、ナスダックの主要指数も最高値を更新です。

S&P500種株価指数 2802.56 前日比0.9%高
ダウ工業株30種平均 26115.65ドル 前日比1.3%高
ナスダック総合指数 7298.28 前日比1%上昇

一方、恐怖指数VIXは11.91とじわり高で過去数カ月では高めの水準です。

通常、S&P500指数が上がればVIXは下がるもので、2017年の米株最高値更新局面では9を割りそうな勢いで下げていたのに、今回はなんだか様子が違います。

やはり年初からの上げが急激すぎたことや軽い政治不安もあり、株価が割高だと市場参加者の誰もが思っているのでしょう。

しかし、この相場に乗り遅れるわけにはいかないので投資するしかない。
そんなときに株価保険であるプットオプションを現物資産のヘッジに使ったり、コールオプションを買ったりして、多少コストはかけてでもリスクを抑えつつ、この株高局面に乗れるようにしたいのでしょう。

ということで、オプション需要ゆえのVIX高ではないかと考えてます。

さて、先月とVIX先物カーブを比較してみましょうか。

先月と現在のVIX先物カーブを比較すると、先月に比べて傾きが大きくフラットになっていることがわかります。

これはVIXショート投資の利益の源泉である時間的価値の消失やコンタンゴによる減価が弱くなっているので、あまり旨味がなく、VIXがきっちり下がってくれないとあまり利益が出ません。

12月のVIX先物カーブならVIX変動なしで約20%の利益が見込めたのですが、今だと5%くらいですかね。ここ半月くらいこんな感じでちょっとウンザリです。

さて、VIXショート投資をするにあたって問題なのは、現在の超株高局面でVIXが下がらないなら、どうすりゃVIXが下がるのかということです。

今の株価水準で値固めがしっかりできれば、オプション需要が減って次第にVIXも下がるという楽観的な観測をもってVIXショート参入するのも良いかもしれません。

しかし、悲観的に考えると次のようなことも考えられます。

2017年の10を切るVIXの水準は過去に例がないほど異常に低い水準であり、これが実は目先にトランプ減税への希望の提灯があったからなしえたもので、トランプ減税が決定した今となっては、目先の超好材料がないため、しばらく10割れは拝めないかもしれない・・・。

トータルで考えると、期待リターンが微妙なんですよね。それに加えて割高な株価にいつ調整があってもおかしくなく、リスクはそこそこ怖いので、まだ様子見かなぁといった感じです。

今後の投資について

現在のVIXショート投資のポジションはありません。

以前の記事「新年早々VIXショート投資を利益確定!トランプ減税成立後の相場を警戒(2017/12/27)」で、リスクリターンの観点から割に合わないので、利益確定してから様子見中です。

株価が上がっているときほど、山高ければ谷深しで、慎重にいかないといけないです。

それでは!