10月25日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比97円(0.4%)安の2万1707円でした。
朝方は前日比で一時100円超上昇して「17連騰か!?」と思いましたが、午後2時すぎに先物売りで下げに転じてここで連騰記録はストップです。
ニュース等では、大手企業の決算発表の好業績を予想した株価上昇が続くとの見方が強いようですが、こういう過熱感というか、油断が良くないと思います。
確かに世界経済は良好なのにインフレが進行しないため、金利が上がらず、好景気が持続している状況ではあります。
しかしながら、不穏な影も漂っています。
VIX先物カーブを見てみましょう。
恐怖指数VIXは10月初めの9を割りそうな低水準からじりじりと上昇し、11台後半まで上昇しています。
VIX先物カーブの傾きも緩やかになり、コンタンゴがだいぶ弱くなっています。
米国株価はかなり堅調なのに恐怖が少し強くなっているという意外な動きですね。
これは米国市場で一波乱あるのでは?というシグナルなのかもしれません。
業績なんて過去の話ですので、きちんと未来を見て投資しましょう。
11月はトランプ大統領のアジア歴訪が終わった後に、米朝軍事衝突があるかもしれないですしね。
VIXショート投資も、「1552 国債のVIX」の逆日歩が10/23分は140円ついたりと過熱感が出てるので見送った方が良いでしょう。「人の行く裏に道あり、花の山」ですね、過熱したのには乗らないのです。
それでは!