8月25日のNY市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長のジャクソンホール講演が、無難な内容になったことや、コーン国家経済会議(NEC)委員長がトランプ政権を去ることはないとの一部報道を好感して上昇しました。

S&P500種株価指数は前日比0.2%高の2443.05。ダウ工業株30種平均は30.27ドル(0.1%)上げて21813.67ドルです。

恐怖指数VIXはイベント無難終了で急落し、11.28で引けています。

昨日と前営業日のNY終了時のVIX先物カーブを比較してみましょう。

VIX先物カーブは、直近のジャクソンホールイベントが終了したということで、現物と期近物だけ下げてます。
コンタンゴ率も約7%まで拡大しています。

イエレン議長はジャクソンホール会議にて、金融規制について講演し、「金融危機後に実施した改革を巻き戻す場合は控えめなものにとどめるべきだ」と指摘し、ややハト派と受け止められ、ドル安・株高にふれましたね。

また、北朝鮮は26日朝6時49分ごろに短距離ミサイルを数発発射しましたが、米韓軍事演習に対する抗議としては想定内の中でも控えめなものですし、これで終了であれば相場にとってはむしろ大きな安心感につながるでしょう。

VIXへの投資について

ジャクソンホール公演が終了し、コーン国家経済会議(NEC)委員長は辞任せず、北朝鮮問題も米韓軍事演習が終了する前に短距離ミサイルという形でリスクイベントが終了したということで、来週はリスク回避のVIX・オプション買いが巻き戻され、VIX・オプション売りになるので、VIXの下方へのシュートがじわじわ始まる予想されます。

そして、注目はトランプ政権の混乱具合と債務上限引き上げ問題になるかと思います。今のところ、共和党上院トップのマコネル院内総務は債務上限引き上げができない可能性について「ゼロだ」と明言してますが、大統領がどう邪魔するかわからんので困りものです。

また、債務上限引き上げをしない場合、直接相場への実害はないのですが、米国債の格下げをすると格付会社のフィッチが警告しています。

今から6年前の2011年8月5日に格付会社S&Pが米国債をAAAからAA+に格下げしたことで、米国債ショックというのが起きたのですが、それは今まですべての格付会社がAAAであり、「米国債のAAAは絶対だ」という前提が崩れたからショックが起きたわけで、今更フィッチが格下げしたからどうなんじゃろ?という感じではありますが、警戒に値すると思います。(フィッチも事前に警告しているからそこまでショックにはならないと思うが・・・)

今後の投資について

現在のポジションは以下の通りです。

2049 VIXベアETN 平均22,234円 × 500株  現在 21,900円

約17万円の含み損です。VIXショート投資は恐怖に耐えるのが仕事なのでひたすら我慢ですね。

ここから先は、米国の政権混乱具合と債務上限問題を注視しながら、コンタンゴによるVIXショートの増価の恩恵を受けたいと思います。

それでは!