先週末のNY市場はバノン首席戦略官の突然の辞任(更迭)や21日から始まる米韓軍事共同演習への不安から3日連続安で引けましたが、8月21日のNY市場は、24日にジャクソンホールで始まる中央銀行トップらによるシンポジウムを前に薄商いの弱い展開から、引け際1時間に上昇しプラス圏で終了しました。

S&P500種株価指数は前営業日比0.1%高の2428.37。ダウ工業株30種平均は29.24ドル(0.1%)上げて21703.75ドルです。

恐怖指数VIXは、北朝鮮関連の緊張緩和から13.19まで下げて引けています。

 

先週末と昨日のNY終了時のVIX先物カーブを比較してみましょう。

VIX先物カーブは、期近物を中心に下げています。コンタンゴ率も1%から3.5%くらいに拡大しており、徐々に正常な状態に戻りつつあります。目先のジャクソンホールや北朝鮮のイベントが終了すれば、株価の値動きがヨコヨコでもVIXは下がっていくのではないかと思います。

24日のジャクソンホールイベントは、イエレン議長が、米国の低インフレ問題や、FRBのバランスシート縮小の実施時期や縮小ペースについてどのように考えているかに注目が集まりそうです。米国株価やVIXとしては、景気の見通しは強気なものの、金融引き締めに関しては慎重なややハト派的な方が良い感じでしょうか。

また、北朝鮮に関しては、米韓軍事共同演習の内容が縮小され、爆撃機や空母といった兵器を使わず、机上訓練のみに留まるとの観測から、緊張が後退しつつあるように思えます。

予断は許しませんが、緩やかに市場は正常化に向かうのではないでしょうか。

VIXへの投資について

ここ最近のVIX上昇は、トランプ政権の混乱や北朝鮮問題、バルセロナテロなどが連続して起きたことによるものです。

何度も言ってますが、政治リスクやテロ・地政学的リスクには、立ち向かうものです。
逆に、逃げるべき事象は、企業のバランスシートの資産を溶かすような事象(不良債権・不動産価格下落・ソブリン債の危機・通貨危機)などです。

最近は株価は割高なのですが、オバマ政権による金融規制により、火薬庫である金融機関が健康になり過ぎて、過度なリスクや不良債権を抱えてないので、火種があってもなかなかリーマンショックのような爆発につながらないことから、VIXについてはかつてのような水準に急上昇をすることは今のところ考えにくいです。

今後の投資について

現在のポジションは以下の通りです。

2049 VIXベアETN 平均22,234円 × 500株  現在 20,600円

約80万円の含み損です。VIXショート投資は恐怖に耐えるのが仕事なのでひたすら我慢ですね。

それでは!