8/14のNY市場は、トランプ以外の米国政府関係者に相次ぐ火消しコメントにより、北朝鮮の緊張が緩んだため、ダウ・S&P500・ナスダック共に全面高となり、ほぼ急落前の水準に戻りました。

NYダウ 21,993.71 ▲135.39 ▲0.62%
NASDAQ 6,340.23 ▲83.68 ▲1.34%
S&P500 2,465.84 ▲24.52 ▲1.00%

恐怖指数VIXも急落し、8/14は12.33で引けています。

先週末8/11とのVIX先物カーブを比較してみましょう。

VIX先物カーブは、ほとんど平常時の形に戻りましたね。まだ北朝鮮のグアムミサイル問題は終わってない(むしろ今日撃つんじゃないかと言われてる)と思うのですが、一度このネタでVIXが上昇して戻った以上、免疫がついたので、北朝鮮ネタで大きく上がることはなさそうですね。

また、期近の9月物(8月物はそろそろ消えるので)の先物価格が、10月物を上回る「コンタンゴ」状態に戻りました。

この状態だと、期近物を売って期先物を買ってロールオーバーするVIX短期先物投資ファンドは「減価」し、逆を行う「VIXショート投資」ではじりじりと「増価」していきます。

このへんのカラクリについては、以前の記事「成り上がりの切り札「VIXショート投資」について」を参照です。

VIXへの投資について

さて、VIXへの投資はどなのですが、前回の記事「週明け相場「2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN」はストップ安なるか!?(2017/08/13)」で述べてきた通り、VIXショート投資のタイミング待ちをしてきました。

はい、地政学的リスクなのでVIXロングに手を出さなかったのは正解で方向性はOKでした。「コンタンゴ転換」したので投資タイミングとしても良い頃合いかもしれません。

しかし、問題はVIXショート投資に使う「2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN」のマーケットメイクです。2017/08/14の一日の値動きを見てみましょう。

理論価格は日本時間のVIX先物時間外取引の値から考えても、21,000~21,800円くらい(終値付近で21,600かな)なのに対して初値が24,000円を超える異常ぶり(VIXショート投資が人気なのはわかるのですが)、その後理論値に近づこうとしているのですが午後からまた大きく理論値から乖離して上昇しており、マーケットメイクが全くできていません。

本来ならマーケットメイカーが高すぎるこのETNを売って、裏でVIX先物の時間外で裁定取引して理論値まで修正するべきなのですが仕事できてません。このマーケットメイカーが流動性の確保やプライシングできていないダメ加減が日本のETF/ETN市場のダメなところで、一部の銘柄以外衰退してしまっている原因かもしれません。

さて、8/15 5:45時点の急落したVIXの値をもってしても、インバース減価があるため、理論価格は22,900円前後ではないでしょうか。やはり昨日の終値23,590円は高すぎですね。
マーケットメイカーがやる気を出したら、今日はマイナスとなりそうですが、どうなることやらです。

もうVIXが12くらいまで下がっているので、リスクリワード比でも、うまみが少なくなってきたので、なんとも言えませんね。

今後の投資について

現在のポジションは以下の通りです。

2039 原油ベアETN 11400円 × 400株 → 11620円で売却

VIXショートをしようと思っていたので、原油ショートは利益確定です。税引後7万円くらいの利益でしょうか。
残念なことに昨日のNYで原油が急落したので、あと1日待つべきでした。相変わらず短期トレードは苦手なのです。

「2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN」はまともな価格がついたら、少し手を出していきたいと思います。北朝鮮リスクが収束してからでも遅くはないわけですし、過度なジャンピングキャッチは避けたいですからね。

それでは!