北朝鮮のグアム攻撃計画への恐怖が増大し、8/10のNY市場は久々の大荒れとなりました。本日は祝日ですが、この記事の執筆時点で日経平均先物は19400円を割り込み、週明けは絶叫相場になるかもしれません。

恐怖指数VIXも久しぶりに15を上回り、8/10は16.04で引けています。

北朝鮮グアム攻撃ショックが起こる前後の8/8と8/10のNY時間終了時のVIX先物カーブを比較してみましょう。

期近のVIXが急上昇し、VIX先物カーブがかなりフラットになりました。

また、期近の8月物の先物価格が、9月物を上回る「バックワーデーション」状態に突入しました。
この状態だと、期近物を売って期先物を買ってロールオーバーするVIX短期先物投資ファンドは「増価」し、逆を行う「VIXショート投資」ではじりじりと「減価」ダメージを受けます。

このへんのカラクリについては、以前の記事「成り上がりの切り札「VIXショート投資」について」を参照です。

恐らく、VIXショート投資をしていた人は大大大ダメージを受けたでしょう。
ひとまず、前回の記事「北朝鮮リスクで株価下落&VIX上昇中!まだVIXショート仕掛けんぞ(2017/08/10)」で示した通り、まだVIXショートを仕掛けなくて大正解でしたね。

また、以前の記事「株価暴落の凶兆ヒンデンブルグ・オーメンが2017年6月に4回点灯!2017年7月の株式相場は暴落!? 」で取り上げたヒンデンブルグオーメンですが、7月も8月もピコンピコン点灯し続けて、株価暴落への警戒状態が収まっていません(ふつうは、半年とか数年に1回で、こんなに頻繁に点灯する指標ではない)。北朝鮮ショックをトリガーとして、9営業日連続最高値更新したNY株式市場に大きな調整が入るかもしれません。

【ヒンデンブルグオーメンの点灯状況】

  • 2017/8/4
  • 2017/7/10
  • 2017/6/21
  • 2017/6/16
  • 2017/6/8
  • 2017/6/1

VIXへの投資について

さて、VIXへの投資はどうしていきましょうか。

VIX投資戦略の中には、「コンタンゴ」から「バックワーデーション」に移行したときに「買い」、「バックワーデーション」から「コンタンゴ」に移行したときに「売り」という戦略があり、チャンスは少ないですが高い成績を収めているそうです。

今回は、久しぶりの「バックワーデーション」転換ですが、連鎖破たんの可能性がある金融ショックと異なり、北朝鮮による地政学的なショックなので、回復が早いシナリオも想定されるため、VIXの買い(ロング)をすることはやめておきます。

そのため、VIXショート投資のタイミングを待ちます。
具体的なタイミングは、「①VIXが上がりきった(と思われる)ところ」と、「②「バックワーデーション」から「コンタンゴ」に転換したところ」です。

①の方が落ちるナイフを掴む分、ハイリスクリターンで、②はそこそこ手堅いです。
まぁ、私は①で例によって、損失出しながらのナンピン買いですかね。

北朝鮮は、8月の中旬にグアム攻撃の判断をすると言ってるので、来週が恐怖のピークではありそうです。
とりあえず、お盆休みはのんびり休むとしましょう。

今後の投資について

現在のポジションは以下の通りです。

2039 原油ベアETN 11400円 × 400株 現在11430円

以前の記事「原油市場、ベネズエラ制裁懸念は長続きしない!?原油を売ってみる!」で行った通り、テクニカル面から原油が下がる方にかけてます。

原油安・円高が来てますし、もっと持っていたかったのですが、VIXショート投資に集中したいので、VIXショートの仕掛けと同時に利益確定したいと思います。

VIXショート投資銘柄は、以前の記事「1552 VIX短期先物が2017年7月6日以降、信用新規売り停止!」で示したように、1552が空売りできないので、「2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN」を買うしかないですね。

「2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN」は8/10時点で24,790円ですが、8/10夜のVIX・円高水準ですと、ストップ安ギリギリで週明け月曜日の8/14に売買が成立するか微妙でしょう(8/11のNY市場次第です)。

それでは!