ウォールストリートジャーナルに興味深い記事が載っていました。

トレーダーは「恐怖指数」を操作しているのか?
http://jp.wsj.com/articles/SB10916868980930144459004583174091578371134

恐怖指数VIXは、シカゴオプション取引所(CBOE)で、S&P500オプションの価格から算出されます。
そのVIXに直接投資はできませんが、同じくCBOEに上場しているVIX先物・オプションが取引できます。

記事内で研究者が指摘しているのは、S&P500オプション市場の規模よりも、最近人気のVIX先物・オプション市場の方が規模が大きくなっていることです。残高は約300億ドル(約3兆3500億円)とのこと。

このため、VIX先物・オプションを保有しているトレーダーが流動性の小さい(少ない金額でより大きく動きやすい)S&P500オプション市場を操作してVIXの算出値を操作し、結果としてVIX先物・オプションで大儲けすることができると考えられます。(大口のヘッジファンドなどの手口なのでしょうが)

ノックインオプション等のデリバティブトレーダーが原資産に干渉することはよくあることですのであり得る話だと思います。
今現在、VIXが歴史的最低水準にいるのも、VIX先物をショートしているトレーダーが、S&P500オプションもショートしてVIXの値そのものを下げて儲けようとしていることが一因だったりするかもしれません。

しかし、いくら操作できるといっても、相場は1人のトレーダーが完全に操作できるものでもないので、そこまで危険視することはないと思います。

それでは!