「FBIコミー長官の突然の解任」「FBIへのフリン氏捜査中止要求」「ロシアへの機密情報漏えい疑惑」など立て続けにロシア関連のスキャンダルが発生しているトランプ大統領に、かつてのウォーターゲート事件をなぞらえて、ロシアゲート問題として相場心理を悪化させています。

直接的な大リスクとしては大統領の弾劾です。大統領の弾劾には、下院の過半数の賛成による弾劾裁判の要求と、上院による2/3の賛成による有罪判決が必要で共和党が支援する限り大丈夫です。今回の司法妨害が弾劾の理由として成り立つかは意見が分かれおり、これも共和党の対応次第でしょう。

鍵となる共和党議員の反応ですが、「ロシアへの機密情報漏えい疑惑」は罪にはならないものの大統領としての資質にかかわる問題ですので、かなり悪い印象を与えており、身内の共和党メンバーからも理由を説明するよう要求が強まっている模様です。
今はまだ大丈夫でしょうが、これから浮上するスキャンダル次第ではどうなるかわからないので、注視したいところです。

弾劾とまでいかなくても、トランプ減税などの経済政策の議会審議は遅れそうですので、いずれにせよマイナスですね。

ロシアゲート問題を受け、為替は現在ドル円が111円50銭を割り込み、株価先物も大きく下落するなどリスク回避が強まっています。
マーケットは、初めて起こる評価の難しい事象には強めにリスク回避をする傾向にありますからね。
(逆に北朝鮮問題のように、慣れてしまうと何かあっても無視してしまうものです)

恐怖指数VIXを見てみましょう。

日本時間17日24時時点のVIXは前日に比べて大きく上昇しており、先物カーブもフラット化、6月物と7月物のコンタンゴ率も9.52%から5.26%と縮んでいます。
つい先週の記事「恐怖指数VIXが1993年以来の歴史的最低水準を記録!」では、歴史的低水準だったVIXもここにきて急上昇です。

今回のロシアゲート問題は、マーケットが状況を理解して消化するまでもう少し時間がかかると思います。

投資について

現在の投資は、先週の記事「原油買い&日経売り投資で勝負!」で投資した分で、以下の通りです。

原油ブルETN 994円×3500株 現在988円
日経ダブルインバース 1753円×2000株 現在1777円

原油ブルETNは、WTI原油が東京時間に48ドル台前半まで下落し、ドル円も急落したため、大きく下落して損失中です。
一方、日経ダブルインバースは日経平均下落を受けてプラスでポートフォリオ内のダメージを緩和しています。

原油買い&日経売り戦略なので、原油が日経平均より相対的に上がれば勝てるので、ロシアゲート問題でドル円が急落しても原油が上がればプラスを維持できます。

本日発表されたEIA週間原油在庫統計は、予想には届かなかったものの着実に在庫を減らしており、原油の需給の引き締まりが確認できます。再来週からはドライブシーズン入りですので今度もさらに在庫の減少が加速すると想定されるでしょう。
これを受け、WTI原油は現在49.3ドルまで上昇しており、問題なさそうです。

VIXショート投資については、準備運動開始です。
政治問題なのでそこまで過剰なVIX上昇はないと見てますが、一度上がりだすとしばらく続く傾向なのでもう少し様子見です。

それでは!

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