4/23はEUの未来を左右するかもしれないフランス大統領選の初回投票です。初回投票で過半数を獲得できない場合は上位2名による決選投票が5/7に行われます。

世論調査の結果では、
中道・独立系のエマニュエル・マクロン候補と極右政党・国民戦線(FN)党首のマリーヌ・ルペン候補が22~24%、保守・共和党のフランソワ・フィヨン元首相と、左翼党共同代表のジャンリュック・メランション候補が19~20%程度と世論調査の結果も僅差でほぼ誤差みたいなものとなっており、誰が決選投票に進むかよくわからない状況です。

EUからのフランス離脱(フレグジット)投票の可能性も示唆するメランション候補とルペン候補が有利となれば、EU経済や金融市場にとって非常にまずい状況になると予想されます。

現在注目されているのは、急激に支持率を伸ばしているメランション候補です。メランション候補はルペン候補ほど強硬なEU離脱論者ではないですが、決選投票に進んだ場合、他候補から票が流れやすいため、人気はあるが他候補支持者から嫌われているルペン候補よりも、危険とみられています。

一方、親EUのマクロン候補・フィヨン候補が勝てば市場は安心となります。世論調査ではマクロン候補有利ですが、フィヨン候補の支持層は高齢者が中心のため、フィヨン候補が勝ち残る可能性も十分にあります。

世論調査はインターネットベースなので若者・浮動票に強いマクロン、メランション候補にやや有利な結果になっているとの指摘もあります。アメリカ大統領選でもアンケートに積極的な若者に人気のヒラリー氏が実際の投票で敗北したように蓋を開けてみると伸び悩む可能性があります。

単純な支持率では結果が読めない複雑な決選投票予想をまとめました。以下の通りです。

本命は世論調査通りのマクロン候補VSルペン候補、対抗はネット世論調査補正を考えて、フィヨン候補VSルペン候補となります。
どちらもルペン候補が選ばれますが、極端な政策が他候補支持者に嫌われるルペン候補は決選投票で敗北が予想されます。

面白いことに本命のルペン候補は、決選投票に進む可能性が最も高いのに、決選投票では最も勝てる確率が低い状態です。
その中でも、フィヨン候補にだけは分があると見られます。

3位予想は、現状の不満票をルペン候補とメランション候補で奪い合ってつぶし合ったり、世論が冷静になって過激な両候補への投票を控えた結果、マクロン候補VSフィヨン候補のパターンです。こちらはどちらが勝っても良いのでマーケットは大安心です。

4位はルペン人気が実は急激に衰え、メランション候補への乗り換えが起きた場合のマクロン候補VSメランション候補です。
決選投票に強いマクロン候補もルペン票が集まるメランション候補にはかなり苦戦するとみられます。

残る5位、6位のメランション候補が残るシナリオでは、メランション候補の勝利を予測します。

こうしてみてみると、4候補の中では最下位のはずのメランション候補が決選投票で大躍進するので、マーケットではこちらのリスクを煽ってます。

予想レベルとしては、2~4位の予想はほぼ同率と見ており、5~6位はまずないのではとみています。

さて、どうなるか楽しみですね。

投資ポジションについて

現在のポジションは、以下の通りで、フランス大統領選は親EU候補の勝利を予想し、市場が安心すると価格が上がるVIXベアETNに大きく投資しています。

VIXベアETN 17610円×400口 約20万円の含み益

万が一、メランション候補が勝ったとしても、そこまで反EUには傾かず、柔軟に方針転換すると予想しており、そこまでショックは広がらないと考えてます。

そのため、株を買うのも良い時期だと思います。
北朝鮮リスクで少し割安感もありますし、トランプ政権から大型減税案が出てこようとしていて期待が高まりそうですからね。

 

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