4/18の東京市場は、前夜のアメリカ株の高騰をよそに中途半端な株価上昇で、有事の円買いはあっても日本株買いには簡単に戻らないようです。

WTI原油価格は52ドル代半ばで推移。
VIXは、現物が15、4月物が15.2、5月物が14.5と大きく下げてます。

北朝鮮の話題が減り、少しずつ飽きてきたのかな?といった印象です。
地政学的リスクは、対立する国同士の軍事力の格差が大きいほど、経済へのダメージが小さいので飽きられると急激に元通りになりやすいです。

今後の注目

引き続き、4月25日の朝鮮人民軍創建85周年です。
再び、核実験やミサイル発射などが警戒されます。

今週末にはフランス大統領選が控えてますが、北朝鮮リスクに比べればそこまで重要ではないです。

また、イギリスで議会解散&6月8日に総選挙を行う方針がメイ首相から打ち出されました。
既に保守党の大勝利予想でポンドが急伸し、政情不安から株が下がってますが、一時的なもので経済へのたいした影響はないと思います。

気になるのは、トランプ大統領の税制各案の実現可能性です。
3月時点では、共和党内でオバマケア改革案の意見集約ができずに減税原資の確保ができそうにない状態でした。

4月に入ってある程度時間が経ち、水面下で共和党内の意見集約ができたか、またシリア攻撃で支持率や勢いを取り戻したトランプ大統領がうまく議会を動かせるようになったか、そこのところが焦点かと思います。

個人的には、今の株価は高すぎで中長期的には下がると予想しているスタンスですが、足元の経済は堅調で、景気の先行指標になる米銀行決算も絶好調ですので、大きく崩れることはないと予想しています。
大崩れするのは、トランプ大統領の下で銀行規制などが撤廃され、調子に乗って経済が暴走するまで2年以上先の話になると思ってます。

今後の戦略

現在のポジションは、以下の通りで、VIX急落したおかげで収益がプラスに転じてます。

原油ブルETN1090円×4500口
VIXETF売り121円×18000口→119円で本日買い戻し、ポジション終了。
VIXベアETN買い17410円×100口
VIXベアETN買い16950円×100口
VIXベアETN買い18240円×100口(本日追加)

逆日歩警戒からVIXETFの売りポジションを清算して、VIXベアETNをさらに買いました。
結局予想以上にVIXが下がったので売り建玉は増えずに逆日歩はなかったのですが、この取引でVIXショートのエクスポージャーはたいして変わらないものの、ドル円売りを内在するポジションからドル円買いを内在するポジションに転換したことで、今のポートフォリオは内在するドル円買いポジションがとても強くなりました。

今後は北朝鮮や欧州政情を中心とするリスクイベントを消化しながら、VIXショートにさらに投資予定です。
すべてのイベントを無難に消化して、5月物VIXが5月半ばに13を切るくらいが目標ですね。

原油ブルETNは、原油の値動きは悪くないものの、円高ダメージが効いて損失を出してます。
中東問題激化を予想して投資しましたが、シリア問題でロシアが国連を仲介にアメリカと和平交渉を持ち掛ける等、思ったより穏便になりそうな気配で、予想シナリオから外れそうなので一旦撤退するか悩んでいるところです。