4/4の東京市場は下げ、TOPIXは1504.54と昨年12月7日以来、日経平均は1万8810円25銭と1月24日以来の安値水準をつけました。

WTI原油価格はOPEC減産延長観測から50ドルを回復しましたが、50-51ドル水準で一進一退。
金価格は再び上昇基調、VIXは12.5付近とここ数か月ではやや高めと目先はリスク回避気味です。
VIX先物は、4月物が13.5付近と妥当な水準ですが、5月物は(残存期間が半分以下の)4月物とほぼ同じと妙に低い水準で推移しており、先行きを妙に楽観視しているように感じます。

アメリカの景気がサイクルの天井に差し掛かっていて、発表される経済指標は絶好調であるものの、トランプ政権の政策実行能力が疑われている状況ですので、しばらくもみ合いになりやすい状況です。

今後の注目

4月6~7日に開かれる初の米中首脳会談(in フロリダ)でしょう。
事前予想では、アメリカ側は、韓国のTHAAD(付属の中国国土を広くカバー可能なレーダー装備)や台湾との国交や軍事技術供与、在日米軍の活動などの軍事面において、中国側に有利になるように譲歩する代わりに、貿易赤字解消などの経済面での大きな見返りを求めてくるとされてます。

率直な話、今回の米中首脳会談は米経済や株価への影響はただちにはないと思います。
ただ、中国側は今金融引き締めを強めていて、銀行やシャドーバンキングの過度なリスク投資をしぼめさせるために資金調達が厳しい状況ですので、基幹産業の製造業に大きなダメージを受けるような交渉結果になれば、不良債権増加や外貨が稼げないことによる元安・資本流出からの中国発の金融ショックに警戒する必要があるかなとは思います。

またひきつづき、トランプ政権と議会との関係・税制改革の実現可能性を巡る思惑で動くと思います。しばらくはこのままもみ合い、具体的な減税プラン発表で期待上げして、議会と揉めて失望売り、通ったとしても材料出尽くし売りかなと個人的にはメインシナリオで考えてます。

株価指数売り戦略を仕掛けるとしても、まだ買い方が熱を帯びており、トランプ政権が具体的な減税プランを示すことで再び上げる可能性もあるので、このまま好材料が出ずに1~2か月新高値をつけずに出来高が細るのを待ってからが、先物売りやインバース買いの好機になるでしょう。

今後の戦略

現金100%で、ひたすら待ちです。