米原油在庫急上昇により原油相場が下方ブレイク中

昨年11~12月のOPEC減産合意・非OPEC諸国との減産合意で急上昇し、60ドル到達確実と言われていたWTI原油市場ですが、3か月間の50-55ドルレンジから下方ブレイクしており、不安定な状況が続いています。

現在の原油相場の状況

原油相場の関心はOPECから、アメリカのシェールオイル増産体制に移っています。

これまでもシェール採掘のリグは増え続けていましたがOPEC減産が帳消しにしていた節がありました。しかしそれも、今回の米国原油在庫が急上昇したことにより、溜まっていた不安が顕在化したようです。

一方、OPEC諸国ですが昨年合意した減産協定が6月で終了するため、5月末に開催されるOPEC総会で延長するか否かが焦点となっており、不確実性から売りが出やすいと思われます。

今後の見通し

シェールオイルは、トランプ大統領の目玉政策である石油パイプライン敷設やシェール採掘の環境規制の撤廃により、今後も増産は続くと見込まれます。

しかしながらシェールオイルはコストの問題もあるため、シェール絡みの投資材料では底値は浅いと思われます。

厄介なのはOPECが減産合意を延期できるかです。今の状況で減産延期できなければ40ドル割れもありえます。

そのため、4月以降は思惑により荒い値動きになると思われます。

また、まだ材料視されていないですが、世界的な景気回復から、今後新興国による原油需要の増加が見込まれます。

トランプ大統領のイスラエル政策により、中東情勢が緊迫化する恐れがあることも原油にとってはプラス材料です。

投資計画

過度に売られすぎた場合に、買い方向で参加したいと思います。